卸売市場

魚の直接販売のニュースがありました。その名も羽田市場「インターネット上でのせりの仕組みを構築し、卸売市場を通さないことで、朝獲れの地方の新鮮な魚を、スピーディーに首都圏の飲食店に配送できる新しい鮮魚流通の拠点」らしいです。

昔は釣りに行くときはたくさん釣れる小魚を狙うか釣れなくても大きな魚を狙うか迷っていました。ですが最近は小魚ですら釣れません。プロの漁師ですら防波堤の近くに網を張り小さなアジを取っています。それがスーパーに並ぶと一匹150円ぐらいの地元産高級魚に変身するのです。

漁獲量は統計上あまり変化ないように見えますが現場では魚影探知機などの最新機器を使用し頑張って魚を取っているように思えます。さらに今のシステムですと流通にかかるお金は漁師さんが払っています。燃料代に梱包用の発砲スチロールや氷などとてもお金がかかります。それでは漁師さんはそのうち食べていくことができなくなってしまいます。そこで今日見たニュースのように卸売市場を通さないことで漁師さんにお金が多く届く仕組みが必要になってきたのだと思います。

お客様に安くお魚を届ける仕組みとしては卸売市場を通す方が漁師さんから買いたたけるのでいいと思いますがここまで魚が少なくなって来るとそれもできなくなってくるでしょう。野菜に関しても天候不順や環境の変化で同じように見た目の収量とは違い実際の収量は少なくなってきています。野菜は今市場を介さない取引が半分近くになっていますが今後もっと進んでいくと思います。

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