農業と下町ロケット

下町ロケットを見ていて人工心臓弁の開発に伴い許可を取るのに苦労していた。開発より許可を取る方が難しいのは命に係わるものだけに仕方ないかもしないがなんともやるせない。

最近6次産業に向けて農業とは違う産業に触れる機会が多くなり気付いたことがある。何かをやるにしても一番問題になるが法律の問題だ。いいアイデアが浮かんでも許可を取るために初期投資が多くなってしまい始めらなかったり、そもそもできなかったりする。

一方、農業の一番の問題は自然だ。作りたいものがあっても光、水、土地の制約を受ける。この違いはとても大きい農業が他産業と話が噛み合わないのはこのせいだと思う。法律の制約が大きくそれを乗り越えて活動している人と自然の制約が大きくてそれを乗り越えて活動している人では全く世界が違ったものに見えていることに気付いた。肥料屋さんや梱包資材屋さんのように農業触れる機会が多い人でも話がスムーズにできるようになるまで3年ぐらいかかる。それは最初の入り口が違うためだろう。今後、この気付きはとても自分にとって役に立つものになりそうだ。

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