環境整備とF1ドライバー

カートの漫画でカペタという物語があった。F1ドライバーを目指す熱き魂を持った挑戦者たちが描かれている。主人公カペタのライバルとして登場する源奈臣はストイックにF1ドライバーを目指す青年だ。その奈臣は天才的ドライバーだが自分のスポンサーのために試合の結果や予定などを報告する努力を欠かさない。そんな奈臣がライバルのカペタがくじけそうになったとき「環境を整えるのもドライバーの仕事だ」と心の中で激励するシーンがあった。これは心を打たれた。

モータースポーツは車という相棒がいて初めてできるスポーツで車の整備にもお金がかかる。いくら腕がよくても車の性能で勝負が決まる。そのためスポンサーや整備士など助けてくれる人がいてやっとスタートラインに立てる。いい環境を作るのはドライバーの行動一つだ。

これって農業でも同じだと思う。いいものを作ろうと思えば、いい肥料や機械、設備を使う方が有利だ。だがお金はかかる。そこで、周りの人をいかに巻き込み、お客様にいかに納得して商品を手に取ってもらうか。これが農業経営者の仕事だと気づかされた。これはとても難しい仕事だがとても大切な仕事だ。試行錯誤をしながら挑戦していきたい。

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