農業経営者とはだれ?農業女子は大切です。

女性が財布を握っている家庭は多くありませんか?農家も例外ではなく女性が財布を握っている場合が多いと思います。佐多ファームでは自分のオカンが売り上げや売り上げ伝票を回収して集計する仕事(楽しみ)でした。まさに銭ゲバと言った感じです。儲けの少ない農業ですからお金の管理はとても大切です。逆に男性は売り上げに興味がなく。たまに買ってもらえる新しい機械にテンションが上がりそれで充分といった感じでしょうか。

新規就農者の場合、農業をやりたくて始めています。もっと正確に言えば何かを栽培したく始めていると人が多いと感じます。特に男性は野菜の栽培し作る楽しさをエンジョイしているように感じます。農業をやりたくてやっている場合にはどうしてもやっている感が欲しくなります。ゆえに有機農業のようにやっている感をアピールがしやすい農業を好む傾向があるのではないでしょうか。有機農業については定義が曖昧なのであまりここでは触れないようにしたいです。とにかく自分の理想の農業を追い求めて行くと言った感じです。

逆に女性の場合、袋詰めや選別作業等の直接お金に変わる作業に向いている傾向があると思います。野菜の選別も男性は周りからよく見られようと厳しくなりますが(ある意味ザツ)女性は野菜をお金に少しでも変えようと頑張ります。なぜそのような作業に女性が向いているのか考えてみると女性は家事をすることが多く食材に触れる時間が長いので野菜の良し悪しが直観的に分かるだと思います。女性は日々の生活のためにいかに安く良い食材で料理を作る工夫をしています。男性が料理をする場合モコズキッチンのように趣味の傾向が強く食費等を考慮せずに購入して夫婦喧嘩になったりすると思います。

農業は経営が下手だと対外的に言われることが往々にしてあります。それでも日本中の既存の農家が存続出来ているのはなぜでしょうか?農業経営は縁の下の力持ちの奥さんがしっかり農業経営をやっているので表から分かりづらいからではないでしょうか。どんなに頑張っても上達しづらいことはあると思います。昔から男性は狩猟に出て「とったド―」と収穫してくることに喜びを感じ褒めてもらいたいのだと思います。安くて良い食材をスーパーでゲットする方法を身に付けるのはなかなか難しいのではないでしょうか。

農家の夫がもっと家事に触れてお客様の(主婦層)目線で物事を見られるようになれば経営が上手くなる可能はあると思います。それでも男性は鍬を握って汗を流している方が向いています。農業経営は女性に任せてしまうのはどうでしょうか。そして経営者として女性がどんどん前に出て行けば農業経営がもっと良くなっていくと思います。衣食住のような家庭に直結する仕事の経営は男性女性に限らず家を守ることが上手な人に向いていると思います。

 

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