もくもく手作りファームに視察を兼ねて遊びに行ってきた。京都から電車とタクシーを使って1時間半ぐらい、ファミリー層にとっては日帰りができるちょうどよい距離感だ。
農産物の加工品すべて取り揃えてあると言わんばかりの品揃えだった。シャムにパ、ンジェラート、ハム、ソーセージ、ビールなど代表的な物はすべてやりつくしていた。感想としてはあまり小難しい物は無く、商品は生産から加工までシンプルに仕上げてあった。これがもくもく手作りファームの肝だろう。シンプルに考えどんどん新商品を手掛けることで年間50万人もの観光客を楽しませている。
最近、ご当地商品として変わりネタの加工品をよく目にする。栽培が難しく手がかかりそうな加工がしてある。他産地との差別化を意識しすぎて行き過ぎている。そんな事をせずにありきたりな発想で商品開発する方がお客様には喜ばれるのではないだろうか。
日本の農産物は芸術品のようなクオリティーをすでに持っている。だから栽培や加工するときにこれ以上下手に手をかける必要はない。必要最小限で十分だ。あとは売り方を工夫すればいい。それが農業の生き残る道になるだろう。
もくもく手作りファームのもう一つ売りが豚を使ったショーだ。宮島にはシカが飼い放してあるがここは豚が飼い放してある。豚はブヒブヒ言って意外と怖いので初めて行かれる方は注意してほしい。
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